便利すぎて手放せない LINE Pay のメリットを挙げてみた
いや、ホントに便利ですわ、LINE Payカード
カンタンにいうと、チャージして使うタイプのプリペイドカードです
Suicaやnanacoみたいなものですね
それらと少し違うのは、「かざす」ものではないところです
クレジットカードと同じようにリーダーにシュッと通します
なので、支払いの際は店員さんに渡します
店員さんは、「クレジットカードでのお支払ですねー」と処理します
カードにカワイイLINEのキャラが描かれていても、ぱっと見はJCBのクレジットカードだからです
カードの柄なんて店員さんはほとんど見ていないんですね
こちらから、「LINE Payでお願いします」と言っても通じないことが大半です
まだまだ浸透していないようなのです
こちらから言うとしたら、「クレジットカードで」と言った方がスムーズです
LINE Payのメリット
◆利用金額100円につき2円相当のポイントが貯まる
利用金額の2%のポイントがもらえます
1ポイントは1円の価値があり、貯まったポイントはLINE Payカードにチャージしたり、Amazonギフト券など対象のものに交換したりできます
1%のものはよくありますが、2%はかなりの高還元率です
◆使いすぎてしまう心配がない
クレジットカードだと見境なく使ってしまい、引き落とし日ギリギリになって焦ることもあります
中にはリボ払いなどの話を聞いて、クレジットカード自体を避けている人もいるようです
LINE Payカードは利用したその場で、利用金額がチャージ額から差し引かれます
デビットカードの利用金額がその場で口座から引き落とされるのに似ていますね
使う分だけチャージしておけば、使いすぎてしまう心配がありません
コンビニでの使用がメインなら3,000円くらい、それ以外でも10,000円くらいチャージしておけば充分でしょう
◆利用履歴をすぐに確認できる
利用するとすぐにLINEからスマホに通知がきますので、不正利用されたらすぐに分かるので安心です
家計簿をつけるにも便利で、メニューからすぐに利用履歴を確認できます
◆手数料無料で送金ができる
LINE Payに登録している友だちには、送料無料で送金、受け取りができます
「割り勘」という機能もあり、誰かが代表して会計を済ませたあと、会計してくれた友に等分を送金することができます
これならあとから揉めることなく、平等に割り勘できます
言いづらい支払いの催促も必要ありません
◆重くて面倒な小銭を持ち歩く必要がなくなる
小銭が大量に入ってパンパンになった財布を持ち歩くのはスマートではありません
グッドデザイン賞受賞
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LINE Payカードで支払えばお釣りを受け取ることがないので、小銭が増えることもありません
これなら万が一カツアゲに遭ってジャンプさせられてもジャラジャラ音が鳴らないので安心ですね
JCBカードが使えるお店ならほぼ全店舗で使えます
クレジットカードや電子マネーを否定している人、ただのめんどくさがりな人、損してますよ
今日の買いものから、LINE Payカードを利用しましょう
ハイボールのレモン
お題「居酒屋で頼むもの」
男4人、駅前の居酒屋に向かって歩いていたときだ。
ちょっとギャル系だけど可愛らしい20歳くらいのコが近づいてきた。
「あの、居酒屋お決まりですか?」
よくある呼び込みだ。
バンダナにエプロン姿で、寒そうに素手でメニュー表を抱えている。
「あー、ごめんなさい。行く店決めちゃってるんですよ」
私は冷たくあしらった。
新鮮な魚がメインの居酒屋に行くという約束で集まった4人だ、ちょっと可愛いコだからって、口が魚になってしまっている我々の意思は固い。
「でも、男性4人だからたくさん飲まれますよね?」
「まぁ、そうですね」
おざなりに返しながら彼女の店の反対側に向かって歩いているのに、ちょこちょこ付いてきた。
「飲み放題安いですよ! ウチの方がいいですよ!」
健気に頑張るコだ。
確かに、行く予定の店より安い。
「うーん、もう200円安かったら行くんだけど」
「それは、うーん…厳しいです」
「じゃあごめん、向こう行きます」
やっとのことで振り切った。
何度も真っ直ぐな目に負けそうになった。私以外の3人も同じ気持だったようで、振り切った私を讃えた。
それくらい感じの良いコだったのだ。
これで魚を肴に飲める。彼女には悪いが、またの機会にはその店に行こう。
そう思った時だった。
「お願いします! 今日お客さん少ないんです!」
彼女はまだいたようで、私たちに頭を下げた。
「集合!」
1人が言うと、スクラムを組むように話し合った。
みんな接客業なので、彼女の気持ちが痛いほど分かった。
とはいえ、魚が食べたい……。
「分かった、じゃあ焼き魚か何か1品サービスしてくれたら行くよ」
私が代表して彼女に結論を伝えた。
「いいんですか? しますします!」
彼女にそんな権限はないだろうとした無茶な提案をまさかの承諾。
それならそれでいい、誰も文句はなかった。
「ありがとうございます! 私、お兄さんの顔憶えましたから!」
がっちり目を合わせ微笑み、私に言った。
私が交渉係だったから、私が主として決めたと思ったのだろう。
営業トークと分かってはいても、心臓が1度ジャンプした。
そんな出来事も忘れ掛けていた数週間後、あのときとは別のメンバーでの飲み会で、あのときの店が使われることになった。
私は残業で1時間の遅刻。
走って店に向かっていると、この前と同じ場所で彼女が呼び込みをしているのが見えた。
あ、あのコだ。
そう思った瞬間、彼女がこちらに顔を向け、目が合った。
ニコッ。
えっ……。
あのときと同じように微笑んだ。私のような、都内だけでも軽く20万人はいる地味な顔を、本当に憶えてくれているのだろうか。
到着し、遅れた分を取り返すように早いピッチで飲んでいると、あっと言う間にラストオーダーの時間。
店員が注文を訊きにきた。
最近は、1杯目はビール、2杯目以降はずっとハイボールにしている。
糖質を気にする年齢になってしまった自分が悲しい。
「えーっと、ハイボール下さ……あ」
その店員はあのときのコだった。
呼び込みの交代の時間なのだろう。
何か話したい…勢いに任せた。
「あの、この前はどうも!」
彼女は目を丸くし、憶えていないことをごまかすように、微笑んでから無言でその場を去った。
まぁ、そんなもんか…。
ハイボールのレモンがいつもよりすっぱく感じた。