コピーロボットを使って意中の相手とイチャイチャする方法について真剣に考えてみた
ダブルブッキングしてしまい、どちらも断ることができないとき。
あまりの忙しさに、どうしても人手が欲しいとき。
恋人に内緒で、ちょっと悪さをしたいとき。
そんなとき、「自分がもう1人いたらなぁ…」と思いませんか?
そして、こんな妄想をします。
「パーマンの、コピーロボットがあったらなぁ」
コピーロボットは、藤子・F・不二雄の名作『パーマン』の、パーマンセットの中の1つです。
パーマン達が活動する間、留守のアリバイとして身代わりに使うロボット。通称:コピー。普段は小さな鼻(色は旧作では黒、新作では赤)しか付いていないのっぺらぼうの人形だが、その鼻を押すことで押した人間や動物そっくりのコピーになり、記憶も引き継がれる。
Wikipediaより
これがあれば、上記の3つどころか、さまざまな困難を解決できる気がします。
そこで、コピーロボットの活用方法を真剣に考えてみました。
他人にボタンを押してもらう
コピーの能力が適用されるのは所有者本人だけではありません。
コピーされるのは、鼻のボタンを押した人なんです。
みつ夫くんが友達と野球をしに広場に集まったところ、メンバーが1人足りないことがありました。
みつ夫くんは、カバ夫くんたちにパーマンを呼ぶように言われるのですが、
「パーマンはうますぎるから、呼んだら試合をしない」と相手チームに止められてしまいます。
みつ夫「パーマンひとりがそんなにこわいのかい、よっぽど自信がないんだな」
相手「あいてがふつうの人間ならだれでもまかせてみせらい」
それならと、みつ夫くんは巨神軍の玉選手(王貞治がモデル)のところにコピーロボットを持っていき、ボタンを押してもらいます。
玉選手のコピーになったコピーロボットの大活躍で、みつ夫くんのチームは圧倒的な勝利を得ました。
ボタンを押してもらうという発想が浮かんだみつ夫くんはなかなか賢いと思います。
ウルトラデテールフィギュア
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ここで、ちょっとエッチなあなたはこんなことを思い浮かべたと思います。
「意中のあの人に押してもらおう!」と。
これが今回のメインテーマです。
同じクラスのカワイイあのコ。
同じオフィスのエロそうなあのコ。
押してもらって、家であんなことやこんなこと…。
まったく、ヘンタイが多い世の中です。
しかし、そうカンタンにボタンを押してくれるでしょうか?
訳の分からない奇妙な人形を見せながら、
「鼻の赤いボタンを押してみてよ」
翌日からあなたは異常者だともっぱらの噂になり、「赤鼻人形のおじさん」なんてあだ名をつけられるでしょう。
運よく押してもらえたとしても、数秒で変化を始めるのですぐにその場から退散しないといけません。
このあたりを解決できればかなり目標に近づけると思います。
自然にボタンを押してもらう方法
手の指じゃなくても、身体のどこかで押してもらえばOKです。
パーマンが敵に捕らえられ手を縛られた際、靴で押してみつ夫くんのコピーになったことがあったので、これは間違いありません。
それならわざわざ押してもらわなくても、気づかれないくらいにそっと相手の背中にボタンを当てたり、動線に置いて踏ませたりすればいいんです。
バレてしまったら完全にサイコパス野郎と勘違いされますから、慎重に行いましょう。
押してもらった後は…
さて、いよいよイチャイチャの準備ができました。
あとはホテルや家に連れていくだけです。
でも、それはそうカンタンではありません。
コピーといえども、性格や能力などの中身も本人そのままです。
本人があなたのことをナシと判断していたら、拒否されてしまいます。
そこで、本人とはある程度良い関係を作っておかないといけません。
普段接するときから相手を立てて、やさしくして、2人で食事に行ったり、休日に映画を観に行ったりして、関係を深めます。
そして、そろそろホテルに誘ってもいいだろうという頃合いに、コピーロボットのボタンを押してもらいます。
これでコピーに拒否される可能性はかなり低くなるでしょう。
ん? いやちょっと待てよ…。
それって普通の恋愛じゃない?
コピーしなくてよくない?
まぁ、やっぱりズルはするなってことですね。
意中のあのコとイチャイチャしたいなら、ちゃんと順序を守って頑張りましょう。
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