今日もまた終わる。

都内だけでも30万人はいる平凡なサラリーマン。ライターもやってます。

BTTFでマーティが着けていた腕時計はこれ! 80年代のスマートウォッチ

ほとんどの人がご覧になったことがあるであろう名作、バック・トゥ・ザ・フューチャー
あまりの人気でPART3まで制作され、全て大ヒット作になりました。



1985年のマイケル・J・フォックス演じるマーティ・マクフライが、ドクが発明したタイムマシン、デロリアンで30年前や30年後に行ってなんやかんやの冒険を繰り広げます。
30年以上前の作品なのに色褪せない完成度。
この作品を超えるのはなかなか難しいだろうなと感じます。

 

作中には日本の製品がいくつか登場します。

①ハイラックス

マーティはトヨタのハイラックスに憧れていました。
現代に帰ってきたマーティは自宅のガレージにカスタマイズされた黒のハイラックスが停まっているのを見て驚きます。
過去が変わったことで現代も変化し、小説家として大成したジョージ(父親)がマーティに買い与えたものでした。


②GR-C1

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日本ビクター製のビデオカメラです。
これを使ってマーティがデロリアンの実験を撮影しています。(作中ではアメリカのビクター製のものを使用しているそうです)


③CA-50

マーティが着けている腕時計です。
様々なシーンでチラッと映るこの腕時計は、カシオのデータバンクシリーズのものです。
残念ながら現在製造されていないので、欲しい方には後継機のCA-53W-1Zがオススメです。



さすがはカシオ、計算機能付きです。
当時は珍しく、未来感があったに違いありません。
まさに80年代のスマートウォッチでしょう。

 

私が好きなシーンは、マーティと1955年のドクがデロリアンの修理をするところ。
ドクがデロリアンの部品の一部が日本製と知った時の会話。

ドク「故障するのも不思議じゃないな、『Made in Japan』と書いてある」
マーティ「どうゆう意味? 日本製は最高なんだぜ

マーティが暮らしている1985年は日本製品の品質の高さが世界で認められており、勢いがあった時代でした。
しかし、1955年の日本製品のイメージは、「安いけど粗悪品」だったそうです。
日本の車や電化製品などのテクノロジーが成長したのは1970年代です。
世界で大ヒットした映画の中で、2人の会話として日本情勢を説明してくれていることに、なんだか嬉しくなってしまいました。

他にも、セイコーのストップウォッチや、パナソニックの置時計も使われています。
両社とも好きな私としてはテンションが上がります。

その辺りもチェックしながら観るとまた楽しいですよ。

とにかく、まだ観たことがない人は必ず観てください。
本当におもしろくて、何度も見返してしまいますよ。