知名度は低いが名曲揃いのバンド 『cune』の魅力
とあるバンドが大好きなんだけど、誰も分かってくれない。
いや、正確にいえば「分かってくれない」ではなく、「知ってくれていない」の方が適切だろう。
2002年にメジャーデビュー。
6枚のシングルを発売し、2003年に活動休止。
知名度が低いのは、活動期間の短さのせいだろう。
彼らのことを大好きな私としては、その儚さすら愛しくてたまらない。
そんな、「ひと夏のアバンチュール」のようなバンド、
cune(キューン)の魅力を語らせていただきたい。
バンド名は、メンバーが「胸キュン」な楽曲を世に問うべく集まったことが由来である。
みなさんにどうしても聴いてほしい曲を3曲に絞ったので、サンプルからでもお試しあれ。
>>サンプル一覧はこちら
SAMURAI DRIVE
hitomiがカバーしたことで有名なこの曲は、cuneを知らなくてもご存知であろう。
作詞作曲した小林亮三(ボーカル)の声でも聴いてほしい。
サビよりもAメロBメロの方がキーが高い珍しい曲。
ちなみに…>>hitomiバージョンはこちら
クローバー
TBS系ドラマ『おとうさん』主題歌のバラード。
チャート最高順位は、オリコン25位。
cuneの中で最もヒットした曲。
ちなみに…>>ドラマ『おとうさん』はこちら
カノン
cune最後のシングル。
アップテンポでリズムの心地良さがクセになる。
妙にセンスを感じられる曲。
サンプルを聴いてみて思った人も多いと思うが、どこか90年代っぽさを感じられる曲が多い。
デビューがあと5年早ければ、音楽史に残るバンドになれたかもしれない。
実力はあるのに運に恵まれなかったようだ。
本当に名曲揃いなので、1度だけでいいから聴いてみてほしい。
できれば、「ひと夏のアバンチュール」で終わらせないでほしいけど。