『ドレミのうた』の原曲、『ドレミ』の英語の歌詞がテキトーすぎる
国民のほとんどの人が空で歌えるであろう『ドレミのうた』
1965年に公開された『サウンド・オブ・ミュージック』の劇中歌として披露され、
50年以上経った今でも子どもに受け継がれている名曲である。
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モノの頭文字だけじゃなくて状態の頭文字もアリなのか!
「ソ」じゃなくて「ア」じゃねぇか!
今さらそのあたりをいじるのは古いのでここまでにしておくとして、1つ気になることがある。
原曲の英語の歌詞はどうなってるんだろう?
「みんな」「あおいそら」「しあわせ」はモロに日本語だから、英語版では違う単語なのだろうと想像できる。
そもそも、「ドーナツ」をはじめ他の単語は一緒なのだろうか?
気になったので調べてみることにした。
日本語:ドはドーナツのド
英語:Doe, a deer, a female deer
訳:ドは鹿、雌の鹿
いきなり日本語と違う。
まぁ子どもは動物好きだし憶えやすいのかも。
日本語:レはレモンのレ
英語:Ray, a drop of golden sun
訳:光線、輝く太陽の
明るい感じがしていいね。
太陽の下で歌っているような。
日本語:ミはみんなのミ
英語:Me, a name I call myself
訳:ミーは一人称
「みんな」に対して「自分」
真逆に感じる。
日本語:ファはファイトのファ
英語:Far, a long, long way to run
訳:ファーはずっとずっと遠く
なんというか、特にコメントないなこれは。
日本語:ソはあおいそら
英語:Sew, a needle pulling thread
訳:縫う、針に糸を通して
何を縫うのだろう。
子ども向けの歌だから、給食袋とか雑巾とか?
日本語:ラはラッパのラ
英語:La, a note to follow sew
訳:ラはソの次の音
とんでもない手抜き。
それがアリなら全部それでいけちゃうだろ。
日本語:シはしあわせよ
英語:Tea, a drink with jam and bread
訳:紅茶、ジャムとパンと一緒に飲むもの
シじゃねぇじゃん。
と思ったら、あちらでは「シ」は「ティ」だそうで。
ドレミファソラティドってすごい違和感。
ここまで違うとは思わなかった。
そのまま訳していたら歌いにくいからということでこうなってしまったのだろう。
ちなみに、日本語の2番の歌詞でも「ラ」の扱いがひどいので、気になる方は下記もチェック。
ジャムとパンじゃなく、ドーナツと一緒に紅茶を食べながら『サウンド・オブ・ミュージック』を観返したくなった。